薬師法 瑠璃光加持法 中院 三憲出版 青山社編者 北野 宥範(編)体裁 折本、緞子装本状態 新品梵名をバイシャジヤグル(薬師)・ヴァイドゥーリヤプラバー(瑠璃光)と云い薬師青玉(瑠璃)光王の義。瑠璃光とは東方浄瑠璃世界の主なるに由り、衆生の煩悩の病を治するが故に医王尊とも云う。又生死の病を除くが故に薬師と云い、三有の闇を照すが故に瑠璃光と云うとの解釈あり。この尊に十二の本願あって薬師本願経・灌頂経十二等に説く所では相好具足・光明照被・所求満足・安立大乗・持戒清浄・諸根完具・除病安楽・転女成男・去邪趣正・息災離苦・飢飽満・荘具豊満の十二なり。千手法 蓮華王秘印加持法 中院 三憲出版 青山社編者 山路天酬(編)体裁 折本(160×114ミリ)、緞子装本、帙入状態 新品中院流と三宝院流の一尊法を、印図・印解文・観想文を付して折本両面に配した次第集成。好評『[中院/三憲]諸尊法集成(1)ー薬師法 付-瑠璃光加持法』に続く第二弾。編者私案による蓮華王秘印加持法を初めて収録!千手千眼観自在菩薩、いわゆる千手観音は十一面観音と並んで圧倒的な信仰を集め、平安時代には特にこの尊を蓮華王(観音の王)とする気運が広まった。筆者は「千手法」を供養法とした千手護摩を開山以来二十五年間、寺に居る限り欠かしたことはない。自坊の三宝院流憲深方(三憲)はもちろんのこと、他流に潤色し、口訣を仰ぎ、なお工夫を重ねている。時に如意宝珠法を合行し、時に二十八部衆法を私案し、求法の道は倦むことがない。病者加持にあたっては特に自作法を試み、これを「蓮華王秘印加持法」と称している。本書では択一に迷いつつも、これを公開し、諸師への便宜を計った。意楽の作法としてお役に立つなら、法幸これに過ぎるはない。筆者はいま、修法における新たな機縁に触れつつある。重々帝網に自他の隔てなく、その境界に少しずつ入りかけてきたようである。かつて、峰渡る風や谷走る水に如来の声を聞いた。蓮華の花弁や中台に菩薩の光を見た。そして時移り、わが心月輪にこそ、その燦然とした姿を観じるのである。仮にも真言行者たるや一期の悉地を願わぬはずはない。いま、蓮華王の加持に新たな門出を託されたい。まずは法灯の次第からである。
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